League of Legends の 脅威アイテム について解説します。
何となく覚えてるだけでもOKですが、1度理屈を知って特徴を捉えてしまえば簡単です。
脅威の意味
脅威は、英語だと Lethality (リーサリティ) と言います。
Lethalityの意味
リーサリティとは、致死性、即死性、死亡率、致死率
という意味の英単語です。
なぜこの「リーサリイティ」が LOLでは 脅威 って略されるのか謎です。
普通に英語のまま「リーサル」って呼んだ方がイメージしやすかったと思うのは私だけでしょうか?
脅威は、アイテムの性能の一つで、アーマーペネトレイション(物理防御貫通)の一つです。
一部ルーンにも脅威効果があるものがあります。
覇道の「サドンインパクト(SuddenImpact)」
脅威のAR低減は、特殊な計算式で、独特の特徴を持つので解説していきます。
セレイテッドダーク (Serrated Dirk) を 素材とする アイテムに 脅威効果があります。
Serrated Dirk、serratedは鋸歯状のって意味です。
dirk は短剣という意味です。
脅威:10、攻撃力:30
素材がこれで、完成形のアイテムでも脅威の数値は 10-18 です。
脅威のアーマーぺネトレーションの計算式
物理防御貫通効果 = 脅威 × (0.6 + 0.4 × 相手のレベル ÷ 18)
例えば、
相手のレベルが6で、セレイテッドダーク1つ(脅威10)購入したとします。
防御低減=10 × (0.6 + 0.4 × 6 ÷ 18) = 7.33
これは実数で計算されます。相手の物理防御が100なら、
100 - 7.33 = 92.67
となります。
セレイテッドダークは1100ゴールドのアイテムです。
対応するアーマーアイテムは、
・800ゴールドの チェインベスト (ChainVest)は 物理防御 40
・800ゴールドの ブランブルベスト (BrambleVest)は 物理防御 30
LOLのダメージ計算式は
100/(100+物理防御値 or 魔法防御値)ですので、
チェインベスト 100 / (100+40)=0.7143 受けるダメージ 71.43%(28.57%軽減)
ブランブルベスト 100 / (100+35)=0.7407 受けるダメージ 74.07%(25.93%軽減)
これを上のレベ6、鋸剣で計算すると
チェインベスト 100 / (100+40-7.33) = 0.7537
ブランブルベスト 100 / (100+35-7.33) = 0.7833
脅威アイテムより、安い防御アイテムの方が効果が強そうです。
脅威ビルドとクリティカルビルドがあるADCやファイターで、
敵にアーマーアイテムを複数積むチャンピオンが多い場合、
クリティカルが選択される理由です。
脅威アイテムだと、順調にスノーボールしなければならず、
途中1ミスでもすると、タンクチャンピオンが突破できなくなってしまうからです。
逆に対面が メイジ や マークスマンなどで、防具を積まないチャンピオンの場合、脅威ビルドのキルプレッシャーは大きくなります。
難しいそうな事を書きましたが、
脅威アイテムは、スノーボールしやすいバーストチャンピオンが強い
ここでいうバーストとは、ゼドやタロンと言ったアサシンや、ジェイスの様なポークチャンピオンを指します。
基本的に、脅威ビルドは 物理防御アイテムを突破できない
ただ、これは脅威が絶対にタンクに勝てないという訳ではありません。
3つ目・4つ目にラストウィスパー派生アイテムを詰むことで、タンクにも勝てます。
この2つだけ覚えておけばいいと思います。
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