基本からしっかりLOL攻略

League of Legendsの解説ブログ。ステップアップ、脱初心者を応援します。

【LOL用語解説】リーサリティとか 脅威ってなに?

League of Legends の 脅威アイテム について解説します。
何となく覚えてるだけでもOKですが、1度理屈を知って特徴を捉えてしまえば簡単です。

 

脅威の意味

脅威は、英語だと Lethality (リーサリティ) と言います。

Lethalityの意味

リーサリティとは、致死性即死性死亡率致死率 
という意味の英単語です。

なぜこの「リーサリイティ」が LOLでは 脅威 って略されるのか謎です。
普通に英語のまま「リーサル」って呼んだ方がイメージしやすかったと思うのは私だけでしょうか?

 

脅威は、アイテムの性能の一つで、アーマーペネトレイション物理防御貫通)の一つです。
一部ルーンにも脅威効果があるものがあります。
覇道の「サドンインパクト(SuddenImpact)」
脅威のAR低減は、特殊な計算式で、独特の特徴を持つので解説していきます。

 

セレイテッドダーク (Serrated Dirk) を 素材とする アイテムに 脅威効果があります。
Serrated Dirk、serratedは鋸歯状のって意味です。
dirk は短剣という意味です。

f:id:lolsyoshinsya:20211130133540p:plain

脅威:10、攻撃力:30
素材がこれで、完成形のアイテムでも脅威の数値は 10-18 です。

 

 

 

脅威のアーマーぺネトレーションの計算式

物理防御貫通効果 = 脅威 × (0.6 + 0.4 × 相手のレベル ÷ 18)

 

例えば、
相手のレベルが6で、セレイテッドダーク1つ(脅威10)購入したとします。

 防御低減=10 × (0.6 + 0.4 × 6 ÷ 18) = 7.33

これは実数で計算されます。相手の物理防御が100なら、

 100 - 7.33 = 92.67 

となります。

 

セレイテッドダークは1100ゴールドのアイテムです。
対応するアーマーアイテムは、
 ・800ゴールドの チェインベスト (ChainVest)は 物理防御 40
 ・800ゴールドの ブランブルベスト (BrambleVest)は 物理防御 30

 

LOLのダメージ計算式は

100/(100+物理防御値 or 魔法防御値)ですので、

チェインベスト 100 / (100+40)=0.7143 受けるダメージ 71.43%(28.57%軽減)

ブランブルベスト 100 / (100+35)=0.7407 受けるダメージ 74.07%(25.93%軽減)

 

これを上のレベ6、鋸剣で計算すると

  チェインベスト 100 / (100+40-7.33) = 0.7537

  ブランブルベスト 100 / (100+35-7.33) = 0.7833

脅威アイテムより、安い防御アイテムの方が効果が強そうです。
脅威ビルドとクリティカルビルドがあるADCやファイターで、
敵にアーマーアイテムを複数積むチャンピオンが多い場合、
クリティカルが選択される理由です。

脅威アイテムだと、順調にスノーボールしなければならず、
途中1ミスでもすると、タンクチャンピオンが突破できなくなってしまうからです。

逆に対面が メイジ や マークスマンなどで、防具を積まないチャンピオンの場合、脅威ビルドのキルプレッシャーは大きくなります。

 

難しいそうな事を書きましたが、

脅威アイテムは、スノーボールしやすいバーストチャンピオンが強い

ここでいうバーストとは、ゼドやタロンと言ったアサシンや、ジェイスの様なポークチャンピオンを指します。

 

基本的に、脅威ビルドは 物理防御アイテムを突破できない

ただ、これは脅威が絶対にタンクに勝てないという訳ではありません。
3つ目・4つ目にラストウィスパー派生アイテムを詰むことで、タンクにも勝てます。

 

この2つだけ覚えておけばいいと思います。

関連記事
 ・LOL用語 クリティカル (critical) の解説
 ・LOL用語一覧