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【LOL用語解説】proxy (プロキシー) の意味

 

 

 

LOLでよく聞くけど「プロキシーって何?」「proxyってどういう戦術で狙いは何なの?」という方への解説を目的とした記事です。

LOL初心者のために用語を解説を行っていきます。

proxyの意味

proxyとは、
 ・代理、委託、身代わり
 ・代理人
 ・委任状

という意味の英単語 (名詞) です。

M&A用語でも有名な言葉に プロキシーファイト というものがあります。
株主総会の議決権を得るため、委任状をめぐる駆け引きの事です。
NHKドラマ ハゲタカ 第4話 「激震!株主総会」で有名になった言葉です。

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他にも proxy (プロキシー) は、 インターネット技術でもよく使われます。
通称 (クシ)、串を通す串を指す。などという風に使われます。
プロキシサーバーを経由して インターネットやサーバー、他のネットワークへアクセスすることを指します。
プロキシサーバーの目的は、キャッシュによるアクセス速度アップ、踏み台サーバーによる匿名性(IPアドレス隠ぺい)、リバースプロキシなど、いろいろな技術で使われる言葉です。

League of Legends の プロキシー (proxy) の意味

LOLのproxyとは、シンジド (Singed) 特有のプレイを指します。

低レベル (Lv1)から、敵ジャングルを通り、相手側のインナータワーとアウタータワーの間でファームすることを指します。下記の画像で示した位置です。

シンジドのproxy解説画像

他のチャンピンはレベル1ではミニオンを倒し切れません。
そのため通常はCSを取るために、自陣ミニオンと敵ミニオンを戦わせて、HPが減ったミニオンのラストヒット (LH) します。

シンジドのQスキル:毒の軌跡 (Poison Trail)は、ウェーブ処理能力が高く、レベル一でもミニオンが処理できます。長いトップレーンのタワー間をシンジドは有効に使う事が出来ます。

かなりキモイプレイです。同じような特殊な戦術に インティングサイオン があります。

プロキシーの目的

シンジドは毒の道で敵ミニオンを処理できます。
他のチャンピオはミニオンの攻撃を受けながらCS取れません。低レベルでは、後衛ミニオンの攻撃はダメージが大きいためです。

proxyが成功すると、対面する敵チャンピオンは必然的にタワーしたでしかファームができません。味方ミニオンウェーブが本来ミニオン同士がぶつかるレーン中央まで到達しないので。

低レベルで、タワー下のCSを綺麗に獲るのは凄く難しいです。プロキシーの目的の1つはこれによって起きるCS差です。

他にも、敵のジャングルを荒らしたり、敵JGの位置を補足したりといった効果もありあます。

プロキシーのデメリット

proxyは奇襲作戦です。
敵陣の奥地に入り込むので、ばれてしまうとTOPレーナーとジャングラーに囲まれて簡単に倒されてしまいます。
数個のCS差を作るために、デッドしてしまうのはリスクとリターンが見合ってない作戦です。

いわゆる分からん殺しです。

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