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【LOL用語】プレイオフ(Play-off)

2023年のLJLも佳境に差し掛かってきました。プレイオフが始まって今年の日本1位はどのチームになるか楽しみです。(まぁDFM がかなり濃厚ですが)

League of Legends「プレイオフ/Playoffs」の定義

LJLでは、7/22(土曜日)に プレイオフが始まりました。各チームが準備してきたバンピックやインゲームの戦略を繰り広げて、毎週熱い試合が行われています。 そんななか、7/29に SG vs V3 の試合を見てこの記事を書こうと思い立ちました。 プレイオフって言うけど、V3が出る資格あるのか?それくらい一方的な展開で、子供と大人の試合でした。

 

 

 

英語 play-off の正しい意味

a match, or a series of them, between two players or teams with equal points or scores to decide who the winner is
引用元:Oxford Dictionaries「play-off」

これを日本語に正しく翻訳すると、

2人または2チームが同点/同じスコアで並んだ際に、
勝者を決めるために行われる決定戦、または複数の試合のこと

やっぱり、LoLの競技シーン、LJLで使われるプレイオフ/Playoffsって言葉には、違和感がありますね。
特に今年のルールだと、リーグ戦で最下位とって、プレイオフに参加できる・・・

 

 

LOL競技シーンで行われるプレイオフの異常性

2023年 Summerシーズン、まさに今LJLでもプレイオフが行われています。

2023年夏 LJLリーグ戦の結果


引用元「RIOT GAMES/League of Legends/Eスポーツ/ニュース/LJL 2023 Summer Split Playoffs 7月22日(土)より開幕

最下位のV3 Esportsは、春 14連敗、夏 7連敗 で1年通して1勝もできなかったチームです。
今年は全試合 BO3で行われたので、春2ゲーム・夏2ゲームはとれています。

LOLは、実力差がかなりはっきり出る試合です。
ミスやポケットピック/チーズ戦略で、BO1なら勝てる可能性があります
しかし、BO3・BO5になると、リーグ下位チームが上位チームが勝つ可能性は限りなく0です。

LPLやLECは、勝ってるチームもリスクを取って攻めるゲーム/BPを行うので、大番狂わせがあり得るので、プレイオフの序盤でも楽しめます。
逆に、LJLやLCKは堅実、マクロも綺麗で、集団戦も5人の意識が強いので、実力差を逆転することはほぼ無いです。
プレイオフ後半戦に期待しています。

 

2023年春・夏 1勝もできなかった V Esportsは、チーム構成をしっかり行ってほしい
若手育成・日本人選手育成を掲げた3か年計画の最終年です。
少なくとも2022年から2022年の2年間は、チームとしての成長は見られませんでした。
むしろ、2022年のメンバーの方が、今期のメンバーより強いとすら思えてしまう状況
もちろん選手ごとなら、2022年 MID EUGEO選手、今年は TOP Washidai選手・JG HRK選手と光るプレイは見せてくれました。
しかし、来年どうなるか。育成を掲げているのに、
MIDに元コーチとしてセカンドキャリアをすたーとした「ACE」を選手起用するという、自転車操業で矛盾を抱えています。


ちなみに、Playoffsという言葉は、LJLだけでなく、LPL・LCK・LECなどのメジャーリージョンでも使われている用語です。

LCS(北米)では、Championshipという名称で、変則トーナメントを行っています。

まとめ

LOL競技シーンで使われる、プレイオフって用語は、本来の意味を逸脱してます。
ただ、これは各チームが努力して、Playoffsに進出するチームは、実力が拮抗してほしい、というリーグの意向が見えてきます。
LJLはその中でも、上位と下位の実力差がそこまで広くないです。
昨年まで弱小チームだったAXIZが、韓国籍の選手 JG Hoglet・ADC Valkyrieを補強して見どころができました。
問題があるとすれば、上で述べた V3 ですね・・・来年期待してます。

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