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【LOL用語解説】Swiss方式/スイスドローの意味

LoLの世界大会 Worlds 2023 で採用された、swiss stage (スイスドロー/スイス方式) の用語解説です。どういう形式なのか?語源は何か?ワールズ2023の大会方式についても背景について詳しく解説します。

 

 

 

swiss式トーナメント(スイスドロー)の意味

スイス式とは、各競技者が一定の試合数を行うトーナメント方式です。
同じ対戦相手とは1回しか戦わないように組み合わせが組まれます。
スイスドローとも呼ばれます。
1895年 スイスで行われたチェスの大会で初めて使われたため、スイス式と呼ばれます。

元々は、チェスやオセロでよく使われた大会形式で、
近年では、eスポーツやカードゲームでも採用される機会が増えた大会方式です。

スイス方式トーナメントの特徴

勝ち残り式のトーナメント方式の良さと、総当りのリーグ戦方式の良さを合わせた特徴があります。

競技力通りの結果になりやすい。強いチームが残る方式

勝ち抜け・負け落ちのトーナメントだと、実力者同士がトーナメント途中でぶつかってしまって途中で脱落することがあります。
また、ダブルラウンドロビンでも、同じ相手に2回負けるといったことが頻繁に起きます。
スイス方式だと、こういう実力者が途中で脱落する事故を減らせます。

eスポーツ用語解説 - ダブルラウンドロビン - 基本からしっかりLOL攻略

試合数・時間の調整がしやすい

もう1つの特徴が、試合数が決まっているので、総当り形式だと時間がかかりすぎて現実的でないチーム数でも、大会が運営できることです。

唯一のデメリットが、対戦組み合わせが 観戦者にも 競技者にもわかり難い事です。

 

 

 

League of Legendsのスイス方式

韓国で行われたWorlds 2023のメインイベントで採用された方式

ワールズ2023では、例年通り LJLなどのマイナーリージョンだけで Play-In (プレイイン) ステージが行われた。
2022年までは、プレイインにメジャーリージョンでも下位通過でワールズに出場したチームもPlay-Inからスタートしたが、LPL・LCK・LEC・(LCS)がマイナーリージョンに全勝で勝ち上がるため、今回の方式が採用された。

その後に、ワールズ独自のスイスドロー方式のメインイベントが今行われている。

Worlds2023のスイスステージでは、前16チームで、それぞれのチームが5試合行って、上位8チームの決勝トーナメント:ノックアウト ステージ (Knockout Stage) 進出をかけて戦う。

最初の1試合目は、各地域1位と他のリージョンの2位以下が戦うように抽選で決められた。

2試合目以降は、勝ち星が並んだチーム(勝ち星が近いチーム)同士が戦うように抽選で決められた。

 

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