基本からしっかりLOL攻略

League of Legendsの解説ブログ。ステップアップ、脱初心者を応援します。

マウスの大きさと持ち方の考察

リーグ・オブ・レジェンドは、かなり特殊なマウス操作が求められるゲームです。
カメラ操作や右クリックでのキャラクター移動+オートアタック
特に、画面固定を外しての、視点操作があるため、カーソル操作が難しいです。

この記事の目次
 ・LoLのマウス操作解説
 ・どういうマウスがLoL向けか
 ・ゲーミングマウスのサイズ比較
 ・画面固定ってどうなの?

この記事は、海外プロの手元配信などを見て研究した結果ですが、あくまで個人的な考えです。
多くの人に参考にしていただけるように、一般論を書いているつもりですが、
ゲーミングマウスは、マウス自体の形状だけでなく、使う人の手のサイズや関節の柔らかさによっても変わってきます。
キーボード+マウスのパソコンゲーム初心者、League of Legends初心者に読んで、デバイス選びの参考にしてもらえたら、嬉しいです。


画像引用:HyerX.com

 

LOLの基本的なマウス操作

League of Legendは、ハイセンシ(高DPI)前提です。
私はFPSゲームもやっているので、LOLを始めた時はこれに一番苦労しました。
今でこそFPSのハイセンシがメタですが、
5年以上まえは、FPSは ローセンシ・400dpi が一般的でした。

LoL が ハイセンシじゃないと ダメな理由

これはカメラ操作につきます。
マウスカーソルを画面端まで持っていくことで、視点・画面の中央(焦点)を移動する操作です。

ローセンシでも、画面固定ならプレイできます。
むしろ、CS精度やチャンピオン・タワーのクリック分けなどは、ローセンシなら正確にできます。
高DPIで感度が高いから、ミスクリックしやすいので、チャンピオンオンリーキーや移動クリック、AAなどの設定を使い分ける必要があるのです。

操作の話に戻りますが、
・CS や レーン戦でのハラス は細かい指・手首を使った操作
・カメラ操作するときは、腕全体を動かして、カーソルを大きく移動させる

この2つの相反する動きを同時並行でやる必要があります。
FPSゲームで画面端にカーソル持っていくことなんてないですもんね。

LoLのマウスの持ち方

以上のことからわかるように、League of Legendでは 被せ持ち(パームグリップ/PALM GRIP)は 指際の操作が使い難いので、おすすめしません。
指先の操作がしやすい
 ・摘み持ち/CLAW Grip
 ・つかみ持ち/Fingartip
がお薦めです。

LoLに求められるマウスの条件

基本的な、CS取ったり、敵にスキル当てる操作は、指や手首で行います。

ただし、手首は横方向にしか動きません。しかも、扇状に動くので手首だけの操作だと正確性に問題があります。
それと、LoLは 左右だけでなく上下も同じくらい重要。そもそもレーン自体が斜めですし。縦方向への動きができない手首操作はLoL似合いません。

多くのトッププロは、手首に頼らずに、指先でコントロールします。
右手の親指、薬指、小指です。人差し指・中指か左右のクリック固定なので。

この動きを行うには、マウスが小さい事が重要です。
マウスの持ち方でいうと、craw(摘み持ち)というやつです。
手のひらとマウスに空間があった方が、指が自由に使えて、カーソルが動かしやすいはずです。
被せ持ちは指の動きを使わず、腕をメインで使うのでLoLには向きません。

パソコンゲームをやったこと無いと、オフィスマウスの持ち方に慣れているため、せっかくゲーミングマウスを買っても、被せ持ちしちゃう人が多いです。
オフィスマウスはでっかいですが、最新のゲーミングマウスはかなり小型が多いのは持ち方が違うことを知ってください。

ゲーミングマウス サイズ比較

新しいデザインのマウスを中心に紹介します。
最後に古い形状のマウスも比較用に3機種ならべておきます。
ロジクール G703 / SteelSeries Sensei / Razer DeathAdder
センサーや重量は最新のスペックになっているので、古い形状でも現役です。

マウス
横幅
高さ
長さ
価格
画像/Amazonリンク
Logicool G PRO X Superlight 63.5 mm 40.0 mm 125.0 mm 17,100円
Logicool GPRO Wireless 63.5 mm 40.0 mm 125.0 mm 12,300
Razer DeathAdder V3 Pro 68.0 mm 44.0 mm 128.0 mm 21,780円
Razer Viper V2 Pro 66.0 mm 38.0 mm 126.0 mm 21,780円
FnaticGear BOLT 65.0 mm 35.0 mm 125.0 mm 10,664円
Pulsar Xlite V2 wireless 66.2 mm 42.0 mm 126.7 mm 9,780円
ROCCAT KONE Pro Air 72.0 mm 40.0 mm 125.6 mm 9,309円
SteelSeries Prime Wireless MINI 66.2 mm 40.7 mm 120.3 mm 13,980円
SteelSeries Aerox 3 67.0 mm 38.0 mm 120.6 mm 12,999円

Logicool G703h

(Wireless・無線)

68.0 mm 43.0 mm 124.0 mm 8,183円

SteelSeries Sensei Ten 62527

(有線)

68.0 mm 39.1 mm 126.0 mm 8,373円

Razer DeathAdder Essential

(有線)

73.0 mm 43.0 mm 127.0 mm 3,760円

人間の手は5mm違ったらかなり大きさに差があります。
マウスでも同じです。
数ミリの差で全然違ってきます。

普通は 長さ を先に書くのですが、
LoLの場合は、横幅が狭いことが一番重要だと思います。
高さは手のひらに当たらなければ自由度があります。40mmくらいのマウスは、手のひらで被せて持たず、指で保持しやすいです。

古いマウスは、横 64mm以上、高さ43mm以上あって、ほとんど被せて持つ前提で作られているのがわかるでしょう。これだとLoLはやりにくいです。

 

 

 

初心者は画面固定でもいいのか?

個人的にはNGです。画面固定だと使えないチャンピオンが増えます。
グローバルウルト、長射程の方向指定・地点指定のスキル、長距離ブリンク、ブリンク後に複雑な操作が必要なチャンピオン

長射程アビリティ、グローバルウルト
ノクターン、ガリオ、シェン、ツイステッド・フェイト

ブリンク込みのテクニカルコンボ
イレリア、ヤスオ、ヨネ、アカリ

ジャングラー や サポートも 画面固定だと 視界確保で不利になります。
このゲーム、自分のキャラの動きは極論見る必要がありません。
相手チャンピオンを見ることが最も重要です。
ADC と MIDの場合はCSも重要ですが、サポ・ジャグの場合は、とにかく敵中心です。

ただし、一概に画面固定を外したから良いってわけではありません。
配信者でアイアン・ブロンズ停滞している方の操作を見ると、画面固定は外していても、カメラ操作を全くしてません。ずっとレーン中央を映しているだけ。それだと意味がありません。

より致命的な問題もあります。画面固定を外しても「スペース」を押しっぱなしの人。
これは私も最初そうでした。スペースから指を外して、マウスカーソルを画面端に持っていきカメラ操作する。スペースは必要な時だけ。

こうなって仕舞うくらいなら、画面固定で必要な時だけ、画面を動かす癖をつけたほうがいいです。そういうプロや上位プレイヤーもいます。

・画面固定のON/OFF
デフォルトだとYキー
(私はFPSで視点切り替えに良く使われるVキーに振り分けています)

・F1からF5キーで味方の状況をチェックする

 

最後に、私は成人男性でも手が小さいです。
手首から中指の先までの長さですが、
・成人男性の平均 18.5~18.8 cm
・成人女性の平均 16.8~17.7 cm 
※平均で差があるのは、年齢で結構差があります。平均身長と一緒です。

私の手の長さは 17.5cmくらいなので、女性でも半分くらいは自分より手が大きいです。
マウスは、海外メーカーが作っていて、形状は欧米基準が多いです。

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