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【LOL用語解説】スプリット構成

スプリット構成とは何か。運用方法、注意点、対策など

目次
 ・スプリット構成の定義
 ・スプリットが強いチャンピオン
 ・スプリット構成の運用方法
 ・スプリットプッシャーへの対策
 ・グループアップとテレポートの運用

スプリット構成ってどういう構成?

TOPレーン や MIDレーンに スプリットプッシュの強いチャンピオンを配置し、
そのチャンピオンの1対1の強さを活かして、タワー破壊を狙っていく構成です。

スプリットプッシュをする役割を持ったレーナーを、
スプリットプッシャーと呼びます。

基本的には、TOPレーナーがスプリットプッシュする構成が多くなります。

1-3-1スプリットプッシュ

TOPとMIDの両方に、スプリットが強いチャンピオンを置いた構成を、131構成(イチサンイチ構成)と呼びます。
この辺はメタによって変わってきます。131のスプリットプッシュは、2018年頃までメタでした。ライズ、イレリア、アカリ、カミール、ブラッドミアなどがメタだった時代です。特にリワーク前のライズは1v1が強かった。

今はタワープレートの防御力が序盤高く簡単に壊せなくなり、タワーダメージが増えてダイブがしにくくなりました。それとドラゴンの価値が高くなったことで、131スプリットプッシュはほとんど見られません。

 

スプリットプッシュについては、別記事で解説しました。

そちらも併せて読んでください

【LOL用語解説】スプリットプッシュ(Split Push)

 

 

 

スプリットプッシュが強いチャンピオン

1対1が強いファイターチャンピオンや、ミニオン処理が早く逃げスキルのあるメイジチャンピオンがスプリット向けです。

TOPレーン:

イレリア、カミール、ガングプランク、グウェン、グレイブス、ジェイス、トリンダメア、フィオラ、ヨリック

MIDレーン:

ライズ、ツイステッドフェイト、ヨネ、
アカリ・ブラッドミアなども1v1性能が高いのでスプリットされることがあります。
ただし、タワー破壊の速度は速くないので、駆け引きに使う程度です。

 

他のレーンには、相手の集団戦のエンゲージを回避するピール力の高い構成にすることが多いです。

 

 

 

スプリット構成の運用方法

スプリット構成の序盤の戦い方

スプリットが強いチャンピンは、1回キルとるとレーンで負けることが無い強さがあります。その反面、アイテム不利になると、スキルセットが集団戦向きではないため、なかなかゲームに勝つのが難しくなります。

そのため、ゲーム序盤はジャングラーやサポートのガンクによって、スプリットプッシャーを育てる必要があります。

時間が経ってビルドが進めば、自然と勝てるマッチアップの場合、敵チームにガンクされない様にカバーしてあげる必要があります。

 

スプリット構成の中盤の戦い方

スプリットプッシャーが育ったら、後はタワーをどんどん破壊していきます。

その間、他のメンバーは視界確保しながら、敵のエンゲージに引っかからない様に立ち回ります。

スプリットプッシャーは、相手陣地の奥まで進んでセカンドタワー破壊を狙うため、キャッチされない様に、相手ジャングルの視界確保が非常に重要です。

 

スプリット構成の終盤の戦い方

League of Legendsは、ネクサスを破壊しないと勝てないゲームです。スプリットプッシャーが難しいのはゲーム終盤です。

スプリットプッシャーがインヒビターまで破壊できれば、スーパーミニオンが自然に押し込んでくれるようになります。そこに敵が人員を割いたタイミングで仕掛けて、人数有利(5対4)の集団戦を狙います。

スプリットプッシャーが、ソロキルできれば、人数有利が出来て集団戦も勝てます。

 

実はスプリットプッシャーがいくら強くても1人では、インヒビター破壊は難しいです。

後半戦は、相手ジャングルの視界確保だけでなく、味方はドラゴンやバロンにプレッシャーをかけて、スプリットプッシャーのタワー破壊と相手に選択させて、駆け引きする必要があります。

一見、ソロプッシュが俺TUEEEしてるように見えますが、テレポート運用の駆け引きなどマクロも重要な戦術です。

 

スプリットプッシャーへの対策

ずばりエンゲージです。ソロキューでもチームゲームでも同じです。

① 序盤、レーン戦段階でガンクでつぶす

今、スプリットプッシュというと、ヨリック / フィオラ / ジャックス / イラオイ です。
これらは ディバインサンダラー+ハルブレイカーができた段階で、ウェーブプッシュが早く、タワー破壊も早くなります。


さらに、1対2~3 でも勝てる強さを手に入れます。
序盤、ガンクでつぶしてしまえば、ビルドが進まないので怖くありません。
特に、テレポート直後にウェーブロストさせられれば、
そのゲームでのスプリットプッシャーの存在感を消し去れます。
執筆時点:シーズン13の話です。アイテム変更でまた変わっていきます。

② 中盤、集団戦を起こす(エンゲージ)

スプリットチャンピオンは、1対1は強い代わりに、AOEダメージ、AOECCが無いため集団戦では弱いです。なので、集団戦を起こして、それに勝つことが 対スプリット構成への対策になります。

・オブジェクトファイト

ドラゴン・ヘラルド・バロン・タワーへ、プレッシャーを与えることが重要です。
スプリットプッシャーがいるチームを相手にする場合は、先にオブジェクト周りにぐりーぷアップして、ポジションをとることが必要です。

相手が戦ってこなければ、オブジェクトを積み重ねます。その際に、スプリットプッシュ側ではトレードでタワーなどとられてしまいますが、それは必要経費です。

 

・テレポートの運用

「テレポートがあるからサイドに出る」LoL初心者がよく間違えるやつです。
これをやっていいのは、スプリットプッシュをする側です。対策する側はこれをやると負けます。

スプリットに対策する側は、先にグループアップして、人数有利で集団戦ができます。それを放棄してテレポート合流した場合、エンゲージできても5分5分の運ゲーです。

仕方ない場合もありますが、例えばウェーブが中央付近でぶつかってるのに、テレポートあるから TOPにファーム行く、BOTに行く。これでは勝てません。
ドラゴン や バロン ファイトが予想される1分前にはグループすることが重要です。テレポートで合流は悪手です。League of Legendsってゲームは、先にポジションをとって、視界を取った側が勝つゲームだからです。

テレポートは、カウンターアクションに使いましょう。集団戦上手くいかなかったときに、テレポートでタワーを守りに行ったり、逆側のタワーが採れることもあります。集団戦に勝っても負けてもテレポートは後に使った方が有利です。

テレポートがあるからサイドに出る」はほとんどの場合間違いです。先にグループしてください。それが許されるのは、レーン勝っているスプリットプッシャーだけです。

もう1つ、コントロールワードへのテレポートは相手に見えます。めちゃくちゃ不利な合流方法なので、敵のスキルが届かない遠い位置にTPする必要があります。 タンクチャンピオンは先に居ないとエンゲージできないし、壁にも慣れないあら弱い。ファイターやアサシンは敵の背後やサイドを取って、敵キャリーを狙うのが集団戦の役割ですが、TP合流では位置がばれるのでそれはできません。TP寄ってもウロウロするだけで敵に攻撃できないTOPレーナーは初心者あるあるです。

中盤以降のウェーブプッシュの考え方

注意するのは2点です。
 ・プッシュウェーブを作る
 ・レーンの中央まで押す ジャングルの視界がとれていないとき/敵チャンプが見えていないとき は、
プッシュウェーブだけ作って終わりです。
真ん中まで押すことすらキャッチされるリスクです。

オブジェクトの反対レーンはテレポート持ちが担当する

一見、上の先にグループと矛盾しているようですが、これは突発的な戦闘が起こった場合にテレポートを使うって意味です。グループアップが

その他のLOLでよく見られる構成

LOLには、150を超えるチャンピオンが実装されて、様々なコンセプトを持った構成があります。
 ・オールイン構成
 ・キャッチ構成
 ・プロテクトADC構成
 ・ポーク構成