現在Riotが開発中のLOL格ゲー「Project L」これに求められているクロスプレイって機能。この記事ではクロスプレイの意味について解説します。
「クロスプレイってどういう意味?」「クロスプレイってどういう物」「何ができるの?」
クロスプレイの意味
正式には、クロスプラットフォームプレイ です。
異なるプラットフォーム間でマルチプレイ出来る機能の事です。
パソコン版とプレステ4版で強力プレイ出来たり、
PC版とSwitch版で対戦が出来る機能です。
クロスプレイの問題点
クロスプレイはハードの仕様上ラグに差があります。ただでさえオンライン対戦は回線のPING差があり調整が難しいオンラインゲームで、さらに異なる機種間でバランスをとるのは難しいです。
最近でこそクロスプレイできるゲームは増えてきましたが、機能はあってもまともにプレイ出来ないなんてことは今でもザラにあります。
クロスプレイの成功例
最近だと、Apex Legends が有名です。PCだけでも Origin開発のEAプラットフォームでリリースされましたが、すぐにSteamにも対応。
さらに、パソコンだけでなくCS機も現行機すべてに対応、PS4・PS5、Nitendo Switch、Xbox。しかも、ストレスほぼ無く同じマッチが出来るFPSゲームは他にありません。
クロスプレイが当然と思われがちですが、格ゲーではスト5のリリース時はPS4のオンライン対戦だけでもてんやわんやの状況でした。とてもPCとPS4でまともにプレイできませんでした。それくらい機種間のラグの調整は難しいものです。その後の努力でストリートファイター5はクロスプレイできるようになっています。
はたして、プロジェクトLがクロスプレイ対応になるのかどうか。次の発表が楽しみです。
余談ですが、Project Lの開発は、2016年にRiotが買収したゲーム開発スタジオ「Radiant Entertainment (ラディアント)」が開発していると発表されています。
ラディアントが開発したゲームでリリースされたのは2タイトルのみ
1、Rising Thunder
2D格闘ゲーム。アケコンではなく、キーボードで操作できるFighting Gameで、PC用に独自のシステムを多数採用し話題になった。Riotに買収された際に開発中止された。
Epic Gamesが開発した 3D PC ゲームプラットフォーム「Unreal Engine 4 (UE:アンリアルエンジン)」 で開発された。
2、Stonehearth
3D 街づくりシミュレーションゲーム。マインクラフトのようなブロック状のモデルが特徴。マイクラの見た目でのシムシティが基本で、PvP要素やバトル要素があるゲーム。オンラインマルチも出来る。
Steamで Stoneherath を見る
どちらもPC専用ゲームです。RiotはPC以外のゲームにちょっと不安があります。TFTではモバイルのリリースが遅れました。成功例は、スイッチ の PokémonUnite、スマホのWildRiftくらいです。どれもクロスプラットフォーム出ないのが不安です。はたしてProject Lがクロスプレイ対応になるかどうか。
あまり期待せずに次の発表を待ちたいと思います。多額の開発費をつぎ込んでるモンハンですらクロスプレイ未対応なので過剰な期待は禁物ですね。