DPSの意味
DPSとは Damage per Second のことです。秒間ダメージ を意味します。
「でぃーぴーえす」と読みます。
FPSゲームでは武器性能、MOBA や タワーディフェンスではユニットの攻撃力を表す重要な数値です。
LOLの場合は、AAだけでなく、途中でスキルを挟み込むし、ビルドでもDPSが変わってきます。そのため、チャンピオンの性能をDPSという数値として評価することはほとんどありません。
それでも、DPSという言葉はLeague of Legends でも使われます。
感覚的に捉えて、
AA主体でダメージを蓄積させていくチャンピオンを DPSチャンピオン と分類しています。
DPSの対義語は、バーストです。別記事にて LOLのバースト についても解説しましたので、併せて読んでください。
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DPSチャンピオンの特徴
防御力が高かったり、HPが多い、いわゆる固いチャンピオンに対して、有利に戦えます。
ただし、回復量が多いチャンピオンを相手にすると、回復阻害アイテムが無いと逆に負けます。
また物理防御アイテムも複数積むようなタンクチャンピオンが敵にいる場合は、DPSチャンピオンとはいえ、防御貫通(ぺネトレーション) アイテムが必要になります。
DPSが高いチャンピオンは、耐久力が低いものが多いので、アサシンなどのバーストで集団戦途中で倒されることがあります。
そのため立ち位置が重要で、ピールなどの味方のフォローも必要になります。
関連記事②:LOL用語解説 ぺネトレーションの意味
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もう一つ、League of Legends の DPSチャンピオンで重要なのが、バロン や エルダードラゴンです。高HPもオブジェクト を倒す速度が速くなるのが DPS出せるキャラの重要な役割です。
DPSが高いチャンピオンは、ADCで使う事が多いです
一部でMIDやTOPで使うファイターや一部メイジにもDPSが高いチャンピオンはいます。
ADCのDPSチャンピオン
ヴェイン、エズリアル、コグマウ、ケイトリン、ジンクス、ミスフォーチュン
メレーファイターのDPSチャンピオン
イレリア、ガングプランク、セト、ジャックス
メイジだけどDPSが出せるチャンピオン
アジ―ル、カシオペア、ライズ、
その他のDPSチャンピオン
ケイル、ティーモ、グレイブス、キンドレッド、アクシャン
ダメージが無い=DPSが無い
相手の構成によっては、味方にDPSチャンピオンがいない構成だと、敵の体力が削り切れない状況になります。これを ダメージが無い と言う人が多いです。
バロンやエルダードラゴンをめぐる攻防でも、DPSチャンピオンがいないと スニークバロン・ドラゴン という相手に気付かれる前に素早く狩りきる という選択肢が無くなります。この場合も ダメージがない という人がいます。
この「ダメージが無い」という言い方は正確ではなく、初心者が誤解しやすい使い方です。私は 極力使わないようにして、DPSが無い と言うようにしてます。
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