League of Legendsの実況解説で使われる用語「ウィークサイド」について解説します。
競技シーンだけでなく、リーグ・オブ・レジェンドのランクマッチ(soloQ)でもよく使われます。
ウィークサイドの定義
ウィークサイドとは、
バンピックで先にピックし、
相手にカウンターを当てられたサイドレーンを指します。
対義語は、ストロングサイド (Strong Side)
英語でも 「weak side」と言います。
定義的には、TOP か BOT に使われますが、
ほとんど場合、トップレーン を形容するために使われます。
カウンターマッチアップだけでなく、
ジャングラーのレーンサポート・ガンクが得られないことも意味として含むことも多いです。
下の画像のように、ジャングラーのプレイエリアを縦割りし、
TOP側に寄らないこともあります。
トップレーンがウィークサイドになる理由
競技シーンでは、最初の3ピックで ADC・SUP・JGをピックし、後半の2ピックで MID・TOPをピックするのが基本です。
また、MIDレーンは射程の長いメイジ系が多いので、マッチアップ有利不利がそこまで大きく出ません。不利でも、デッドせずに CSを獲れる。
対して、トップレーンは、
射程の短いファイターが多くなります。
マッチアップ不利だと CSが取れない。
それどころか、経験値すら取らせてもらえない事もあります。
SoloQでも、TOPレーンが最後にピックすることが多いので、上と同じ状況が起きます。
基本的には、レッドサイド が最後にピック出来るので、
ブルーサイド のTOPが ウィークサイド になります。
ウィークサイドになってしまったらどうする?
カウンターを当てられてしまい、ジャングラーからもフォローも得られない場合です。 ジャングラーが低レベルでガンクしてくれると、マッチアップ不利も覆るのが LoLの面白いところです。
0、カウンターマッチアップを知る
LoL初心者には敷居が高いかもしれませんが、統計サイトを使ってください。
特にレーンキルレートが重要です。
下記の画像は、統計サイト OP.GGのスクショです。
エイトロックス対シンジドは、シンジド有利と言われていますが、レーンキルレートはエイトロックスが勝っています。
これは、序盤のエイトロックスは ウェーブクリアが遅いため、シンジドは得意の淫ティングがやりやすいマッチアップです。
エイトロックス側は、Lv9Lv11など Qのスキルレベルが上がって、クールダウンが短縮されると有利になり、ソロキルできるようになります。
対面ランブルの場合、完全にウィークサイドになってしまいます。
序盤からQ:スピットファイア(火炎放射)でウェーブをタワー下に押し込まれ、
エイトロックスが、タワー下でCSを撮ろうとしても、ランブル側は、火炎放射 と E:エレクトロハープーン (ロケットミサイル) でHPを一方的に減らされて、最終的にタワーダイブされてしまうマッチアップです。
このようにデータをもとに、スキル相性を見ることが重要です。
0、JGにヘルプピンを出す。
1、とにかくデッドしない。
相手にキルを与えるとスノーボールされてしまい、チームの負けにつながります。
1ー1、ダメージを食らわない。
前衛ミニオンをスキルでCSをとり、後衛ミニオンは諦める。
敵はキャノンミニオンタイミングでダメージトレードを狙ってくるので要注意。でも、キャノンは絶対取りたい。
1-2、防御アイテムを序盤に買う。
スタートでドランシールドを買う。
敵のダメージ(AP or AD)に合わせて、防具を買う。
例1、AD相手に、プレートスチールキャップ、ブランブルベスト、ワーデンメイル
例2、AP相手に、マーキュリーブーツ、へクスドリンカー
上のエイトロックスvs ランブルのハードカウンターだと、
今のエイトロックスは初手サンダードスカイを目指すのが普通のビルドですが、
それだとほぼ負けます。
この場合は、マーキュリーブーツ、へクスドリンカー→マルモティウスの胃袋、
MRをたくさん積んで耐えることが必要になります。
(Patch14.01)
2、タワー下で CS を取る
3、ウェーブを押さない
LoL初心者によくあるのが、不用意にミニオンにAAしてしまうことです。
とくに、ウィークサイドになってしまった場合は、
ウェーブを押したら 敵のガンクが来てデッドして、より差が大きくなります。
ラストヒットだけ攻撃することが重要です。
3、テレポートを持つ
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