基本からしっかりLOL攻略

League of Legendsの解説ブログ。ステップアップ、脱初心者を応援します。

ウェーブコントロール

ウェーブコントロールの基本

ウェーブ管理とも言います。

ウェーブコントロールには、様々な目的があります。

一番の目的は、対面にCS差を付ける事 です。15cs差つくと、約1キル分のゴールド差になります。

ただし、単純にCSだけ取ればいいだけでなく、状況に応じてウェーブの状況をコントロールする必要があります。

更新履歴:
 2024/3/18 「ウェーブを先に触る」を追記。
目次/メニュー」を追加
 2023/3/21 大幅に追記・修正
 2021/11/26 初投稿

ウェーブ管理に関するキーワード

ウェーブを押す(Wave Push)

積極的に敵ミニオンにAAやスキルを使って、相手側ミニオンを減らすと、ミニオン同士がぶつかる位置が相手陣地に近づきます。これを、ウェーブを押すウェーブをプッシュする といいます。

 

ウェーブを引く(Wave Pull)

逆に、相手側ミニオンをなるべく攻撃しないで、ラストヒット(LH) だけ取ると、ミニオンがぶつかる位置は自陣寄りになります。これを、ウェーブを引くウェーブをプルする といいます。

 

ウェーブリセットとウェーブを押し込む

ウェーブを押して、敵タワー下まで自軍ミニオンを到達させることを、ウェーブを押し込むウェーブを押し切るプッシュし切るといいます。

こうなると、敵タワーの攻撃を自軍ミニオンが攻撃され、すぐに自軍ミニオンが倒されます。これを ミニオンが焼かれる といいます。

味方ミニオンがタワーに倒されると、次のウェーブはレーンの中央付近でぶつかるようになります。これを ウェーブリセット と言います。

 

 

フリーズレーン、フリーズウェーブ

ウェーブを自陣側に呼び込んだ状態で、LHだけ取って、その位置でミニオンの位置をキープすることを フリーズ と言います。

この状態だと、対面のチャンピオンは、CSを取るため・経験値を得るために敵陣に近づかなければなりません。敵はガンクのリスクが高くなります。

フリーズされた側からは「ウェーブが終わる」という事があります。
CSや経験値が取れない位置にゾーニングされること、その状態でミニオンをタワーやミニオン同士で倒されることを、「ミニオンが焼かれる」とも言います。
日本では低レベルでこのゾーニングをチーズと言います。Evi選手などはこのんでこの言葉を使っています。本来のチーズ戦略の意味はもっと広いものです。

フリーズが起こるのはチャンピオンが攻撃するためです。

関連記事 ①:LOL用語解説 チーズの意味
関連記事 ②:LOL用語解説 ゾーニングの意味

ミニオンを触る

LHを取る以外に、敵ミニオンを攻撃することを ミニオンに触る といいます。
特に味方がガンクする際、担当レーナー以外がミニオンに触る際は注意が必要です。

中途半端にミニオンに触ると、相手側のフリーズレーンになってしまうためです。
触る場合は、しっかりタワー下に押し込める様にしましょう。
分からない場合は、ピンでコミュニケーション取りましょう。

ウェーブを先に触る/ミニオンに先に触る

対面の相手より先にミニオンを攻撃する意味
当然ですが、1回でも多くミニオンを攻撃することで、ウェーブをプッシュすることができます。 それについて、もう少し詳しく解説します。

敵より先にミニオンにAAすることは、単に敵ミニオンのHPを削る以上の効果があります。
ミニオンの動作として、何もしなければ 自軍ミニオンは敵軍ミニオンを優先的にターゲットします。
ただし、ミニオン同士が殴り合いを始める前、自ウェーブより前にでて敵ミニオンの攻撃すると、
ターゲットが自分の使うチャンピンに向きます。
これを ミニオンのアグロを引く と言います。

敵ミニオンの攻撃を自分で受けることで、敵ミニオンと自軍ミニオンのHP差が大きくなります。
また、アグロを引けていると、敵ミニオンは自分を追いかけるようになるので、
ここで重要なのは、1対だけでなくウェーブ6体全てのターゲットが取れます。
注意点はミニオンの攻撃は1回以上受けない事です。
理想は、前衛ミニオンに殴られてもいいけど、後衛ミニオンはアグロを引くだけで、ダメージを受けないこと
ブッシュに隠れてアグロを切る
これができるようになることが脱初心者に重要なウェーブコントロールです。

 関連記事:【LOL用語解説】 アグロ

ウェーブクリア

ウェーブクリアとは、スキルを使って速やかに敵のミニオンを倒すことを指します。

バウンスウェーブ

バウンスウェーブとは、タワー下に押し込んだミニオンウェーブが、逆に押し返されて、レーン中央でぶつかることを指します。
ミニオンを相手タワー下まで押し込むと、タワーの攻撃でミニオンが倒されます。
そうすることで、押し込んだ側は、自軍ミニオンが素早く処理され、レーン中央付近までミニオンがぶつかる場所が戻ってきます。この現象を「バウンスウェーブ」と言います。

英語では「bounce the wave」とそのまま使われている用語です。「bouncing」と言うこともあります。

バウンスウェーブ・タワー下に押し込むは、ミニオンロストを減らしてリコールタイミングを作るために重要なテクニックです。

 

 

CSを取るだけじゃないウェーブ管理

ハラスする

ハラスは、対面相手の邪魔をすることです。

ハラスについては、別の記事で解説しています。詳しい意味はそちらを確認してください。

【LOL用語解説】ハラスって何?

ハラスが上手く行くと、相手はHPが減り、これ以上ハラスされるとデスしてしまうためリコールしなければなりません。

リコールすると、レーンに戻るまでは、CSも経験値も得られないため、ハラスした側は思いのままにレーンをコントロールできます。

特にキャノンミニオンは、得られるゴールドが大きいため、ハラスチャンスです。相手の動きが予想できれば、ハラスも簡単に行えます。

 

ガンクを避ける

ウェーブコントロールするのは、なにもCSを取るだではありません。状況に応じてウェーブの位置を調整する必要があります。特に重要なのはガンクへの対応です。

 

相手ジャングラーのスタート位置

相手ジャングラーのスタート位置が特定できると、ガンクタイミングが予測できます。

相手JGのスタート位置を把握できるトリンケットワードが設置できたら、とても楽に把握できます。

トップレーナーやボットレーンのサポートとADCなら分かり易いです。

対面する相手のHPやマナの状態を見て、減っていたら自分レーンサイドのバフスタート

もちろんマナを使わないリーシュもあるので、その場合はレーンに出てくる位置や時間で判断でします。

例えばブッシュに潜んでいたり、最初のウェーブからミニオンを攻撃しているような場合は、リーシュしていない。

ただ、これだけで判断するとリスクが高いです。なので、反対サイドのレーン状況もミニマップで確認して総合的に判断する必要があります。

 

ミッドレーナーも基本は同じですが、両サイド(TOPとBOT)を見て、ジャングルスタート位置を把握できます。

相手のガンクタイミングで、相手にレーンプル・レーンフリーズされているとガンクのリスクが高くなります。

 

タワー下でも要注意/タワーダイブ

沢山の敵ミニオンがいる状態だと、タワー下も安全じゃなくなります。
ウェーブコントロールのゴールの1つが、タワー下に引きこもった敵を倒す事です。

敵をタワー下に押し込んで、敵のミニオンが0、自軍ミニオンが残っている状態
これが作れたら、あとはハラスして体力を削ったり、
タワープレートをとったり、
ジャングラーを呼んでタワーダイブで敵を倒す

相手側のジャングラーがタワーダイブの強いエリスの様な場合は特に注意が必要です。

ビッグウェーブを作る、ミニオンを貯める

ゆっくりウェーブプッシュ(スロープッシュ)をすると、2ウェーブ分を相手タワーに押し付けることが出来ます。これをビッグウェーブを作る、ミニオンを貯める と呼び、タワーダイブする準備作業です。

レーンの長い TOP と BOT なら自タワー下から丁寧にスロープッシュすると3ウェーブ貯めることも可能です。

スロープッシュする際は、ラストヒットだけ取るようにし、自軍ミニオンが自然に敵にミオンの体力を削るのをゆっくり待ちます。

メレー対レンジのようにゾーニングされてしまいミニオンに触れず、敵にダイブウェーブを作られそうな場合は、早めに味方ジャングルに支援ピンを出し、ガンクを防ぎましょう。

味方ヘルプが得られない場合は、タワー下も危険地域です。タワー下より自陣より引いて、次のミニオンウェーブと共にタワー下に戻ってCSを取りましょう。

 

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